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再度のLNGタンクローリー事故

中國LNGタンクローリー事故ユーチューブ映像を見て調べてみました。
2018/ 2/18

 この映像はタンクローリーの事故直後からのまだ発火していない段階からの貴重なものだと思います。
 先の2012年の湖南省の事故では発火の原因は不明で、一気に爆発したようでしたが、今回は原因が良く分かり、比較的長い燃焼です。
 
事故現場は、北京とハルピンを結ぶ幹線道路で、緩い登りの部分です。
      ローリーは右の斜面におしりを上にした状態で止まり、斜面と道路の間には、大小2本の側溝と更
     に植え込みがある低い部分があり、幸いにも、漏れたLNGは殆どその3つの部分を流れました。
事故発生日時 2018/2/11 08:32:52 映像スタート
天候 西高東低の気圧配置 晴れ、 
   気温:北京で当日、午前9時の記録で―5.4℃、湿度18% 。
       ハルピンで最低―25℃最高―16℃
       現場の気温は両市の中間位で―10℃くらいでしょうか。  

映像の各部分をチェックしていくと
08:32:52 映像スタート
      右斜面の奥にタンクローリーのタンクが白っぽく見え、その左から斜面に
     沿って白い煙がかすかに見えます。
      道路右端が白くぼやけて少し盛り上がっているようです。
      これは、漏れたLNGが側溝を蒸発しながら流れ下り、ガスが盛り上がって
    いるものと思われます。
      右車線には青い車がそれに興味を持ったか、ゆっくりと急角度で右端に向
    かっています。
      この撮影中のカメラを付けた車は既に危険を感じたか、バックを始めていま
     す。
      しかし、それ以外、前方にも、LNGから出る特有の白煙は見当たりません。
    53 右の青い車は右側に近づいて、左にハンドルを切りました。
    54 しかし、途中でなおも右側に接近するように、やや斜めのまま直進しまし
      た。
    55 危険と感じたか左にハンドルを切りました。
    56 しかし、青い車のボンネットの下あたりから発火しました。
      (車のマフラーの温度は700℃以上で、メタンを主成分とするLNGは580℃
      程度で発火します。)
    58 タンクローリーの先に、斜面に沿って棒状の白い雲がはっきり見え、LNG
     の蒸発ガス雲であると思われます。
       この時から一気に炎は広がりました。
  33:00 反対車線の斜面まで燃えています。
       青い車がガスに接近せずに、バックして難を逃れたとしても、反対車線の
      車は自由に走っていますのでそこから発火したでしょう。
       昔の文献で、「LNGは遠くで薄いガスに火が付いても、垂れ流し元に戻る
     様に火が追いついてくる」とありました。
       反対車線の火災は、ガス量が少なかったので、短い時間で終わりました。
  33:17 ローリ-のところで小規模のファイアーボールが出来ています。 
       この後もいくつか出来ています。
       タンク内のLNGが高温にさらされ、急激に押し出され、空中で気化し爆発
      的燃焼をします。
       大量のLNGの火災だと大きなファイアーボールが幾つも出来、輻射熱で
     火災が拡大し、短時間で犠牲者を出します。
      カリフォルニア州クリーブランド事故では、500m離れた建物が輻射熱で炎上
    しました。
      JXは、ファイアーボールは発生しないと言っています。噓ですね。
 33:22~24 右の側溝の連続する火災の間に、遠くの向こう側でも火災が見られ、
       爆発的燃焼により、LNGが側壁を超え、飛び散ったものと思われます。
 33:28 火災の範囲外に出ました。
      約200mバックした思われますので、元の位置からタンクローリーまでの
    距離約50mを加えると250mの範囲の火災となっています。

  私の町清水はそれよりはるかに大きなLNG災害が起きる可能性があります。
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simizusanada

Author:simizusanada
静岡市清水区辻町に住んでいます。
LNG基地で最悪の事故が起きると瞬時に消滅する可能性のある半径1㎞以内の地域です。
この場合、半径5㎞以内は全焼します。
皆様のご協力を戴き、幸いにして、LNG発電所建設は中止になりましたが、清水独特の危険性は依然として存在しています。
長大重厚型産業に寄りかかり、美しい環境を壊し、危険物を集積してきた結果です。
次世代、孫、子に渡せる清水とするために、今しっかりと方向転換し、まず安全を確保し、真の発展を目指さなければならないと思っています。
皆様の質問、意見、をお待ちします。

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