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東燃敷地はほぼ全域が水没する!(修正3)

1498年明応地震津波データからのシミュレーション結果 
常葉大学社会環境学部阿部郁男教授が新しい学説を発表しました。
 過去の津波の記録より、1498年明応地震津波のデータを収集し、その浸水域に相当する地震と海底地すべり等の大きさと場所を、いくつものパターンでシミュレーションしました。
 その中の清水港周辺のケースをピックアップしました。
 ここに掲載した図は、常葉大学社会環境学部小村准教授の「ふじのくにDIGセミナー」で、以前に配布されたものです。
 下図は、左が中央防災会議でのL2モデルの想定図で、右が明応地震津波高さの想定図です。
 東燃敷地には最大で10.4mの津波が想定されています。

明応津波高さ

下図はこの津波による浸水区域の想定図です。
 三保半島は水没し、東燃敷地もほぼ水没しています。
明応津波浸水図

 阿部教授は東日本大震災の1年半前に独自のシステムで津波予想システムを構築し、実際の津波の到達20分以上前に気仙沼等の浸水域、到達時刻を予想しましたが、その情報は使用されず、気象庁の誤報だけが伝えられ多くの犠牲者を出しました。
 従って、その技術、学識の確かさは、証明されています。
 今回は、地震が起きる前に過去の最悪の事態を今に想定すべく、手法を変え,古文書(古寺の津波浸水資料)から、逆算する手法で周辺各地の想定を行いました。

  阿部教授は、ここに記載されている数値は、絶対値では無く、あくまで参考値として扱う事が適切であるとしています。
  それは、現在想定されている中央防災会議の資料に書かれている事と同じです。
   (そこには、「これより大きな津波が来ないものではない 。基準として使ってはならない」と但し書きが記載されています。)
  静岡県袖師石油コンビナート防災対策や、周辺の各種タンクの安全性は全て、想定津波高さ5mを基準としてとして扱って進行しています。
  想定の使い方の重大な矛盾が、明らかになりました。

  LNGタンカーがLNGタンクに乗り上げるような状況さえ考えられます。
  既設のLNG設備の妥当性も検討しなければなりません。
以前、この運動中にJXTGエネルギー(当時は東燃ゼネラル)の方が話しかけてきて3時間くらい二人で話し合いました。
  その時、彼はこう言いました。
  「10mの津波に対処しなければならなくなったら、我々はここを撤退する」
  それを実現しなければならないのではないでしょうか?

更に、清水港周辺の、大小各種約140本のタンクの安全性も検証しなければなりません。
  (三保のタンクも加算しました)
  全く、既に清水は危険物が多すぎるのです。

注)
 2017年11月3日の静岡新聞に静岡大学北村教授が、ボーリング調査により、過去にL2津波は発生していないと発表しました。
 私見ですが、津波の運んだ堆積物は、必ずしも津波の高さに比例しないと思います。
 何故なら、海底の状況、(遠浅、急深、岩の有無、沿岸の土砂の性質)により、津波により巻き上げられる土砂の量は全く異なる筈です。
 東日本大震災の場合と異なり、静岡県は南海トラフが近くに迫っているので、急深が多いのでなおさらです。
 調査した焼津平野のような扇状地は、河川の氾濫により、津波堆積物を流してしまう可能性もあります。
 従って、北村教授のボーリングの知見だけで安心するのは危険だと思います。

 
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simizusanada

Author:simizusanada
静岡市清水区辻町に住んでいます。
LNG基地で最悪の事故が起きると瞬時に消滅する可能性のある半径1㎞以内の地域です。
この場合、半径5㎞以内は全焼します。
皆様のご協力を戴き、幸いにして、LNG発電所建設は中止になりましたが、清水独特の危険性は依然として存在しています。
長大重厚型産業に寄りかかり、美しい環境を壊し、危険物を集積してきた結果です。
次世代、孫、子に渡せる清水とするために、今しっかりと方向転換し、まず安全を確保し、真の発展を目指さなければならないと思っています。
皆様の質問、意見、をお待ちします。

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