記事一覧

発電所の排煙は、必ず呼吸器疾患を増やす!!

 発電所が出す二酸化窒素(NO2)を含んだ莫大な量の排煙を、地表に引き下ろす、逆転層等の現象は必ず発生し、静岡市の各所で呼吸器疾患を起こす可能性があります。
東燃が測定している1年の平均値では、たとえそれが環境基準をクリアしても、清水の空気は汚れ、呼吸器疾患が増えます。
環境基準をクリアしていながら、喘息患者が多いと言われる富士市の例が、それを良く示しています。 
富士市の轍を踏んではなりません。
 下記の簡単なシミュレーション結果をご覧ください。

****清水LNG発電所排煙と逆転層の影響  数値シミュレーション結果*******  
   (二酸化窒素NO2が人体に確実に悪影響を及ぼす、およその範囲を求めました。)

A  基本数値の設定
 1 排ガス量 : 500~600万㎥/h・・・ここでは500万㎥/hとする。
 2 排ガス中のNO2濃度 : 5PPM (東燃発表値)
 3 人体に確実に悪影響を及ぼすNO2 濃度 : 0.1PPM
  註 :これ以上になると臭いを感じ、ぜんそく患者等に呼吸機能の低下をまねき、
暗さへの対応がしにくくなります。さらに0.2ppmを超えると慢性気管支炎患者や
児童に呼吸機能の低下がみられる。             ―横浜市衛生研究所
 4 逆転層生成高さ   : 300m
 5 逆転層生成中の時間 : 10h

B  計算
 1 NO2濃度5PPMの排煙が放出され、0.1PPM迄薄められた時の排煙の体積は
50倍になります。      500万㎥/h × 50 =250メガ㎥/h
 2 逆転層が10時間生成していたとすると、排ガスの総体積は
      250メガ㎥/h × 10h = 2500メガ㎥
 3 その拡散範囲(面積)は 煙の高さは300m以内なので
      2500メガ㎥ ÷ 300m = 8.3333メガ㎡
 4 解りやすくすると、円としては、直径3.2kmの範囲になります。
   この範囲がNO2汚染範囲となります。
   排ガスの影響は、大づかみでどの程度の規模なのかわかります。
   無風状態ではほぼ当てはまります。

C  考察
 1 逆転層は、特に冬は毎日発生する可能性があり、また、四季を通じて、前線性、 気圧性、等多くのケースで発生します。
  逆転層の上に排気ガスは上昇できないので、盆地の要素もある清水一帯は、排気ガスが充満する可能性があります。
 2 逆転層が高い位置で出来ても、煙は、低温の煙なので地上に降りる可能性は高いと考えられます。
   それにより、程度の差はあれ、被害が常時発生する可能性があると考えられます。
 3 汚染ガスは風により移動し、年間を通じて、地元から、遠くまで及びます。
   それが山裾まで行けば地上に降り、過去の草薙喘息を再現するでしょう。
 4 逆転層のほかに、ビルの後ろ側に発生するダウンドラフト、フェミゲーション、等、
排煙を地表にたたきつける現象による部分的な高濃度の汚染があります。
 5 直接、排煙をかぶる高層ビルもあります。
 6 人は5分も息を止めていられません。
   喘息患者や、体の弱い方は、年中、この波状攻撃を受ける事になります。
   1970年代、私の子供が二人とも喘息で苦しみました。
   特に夜、無風のどんよりした空気の異様な臭いにおびえました。
   現在でも時々発生しています。
 7 東燃のように、1年を平均したシミュレーションをいくらやっても、この現象を
察知することは出来無いでしょう。
 8 更に、心配があります。
    排煙ファンと脱硝装置をいつも、性能を保ったまま運転するかどうかです。
    両方とも、使わなくても発電所としては、問題ないので、壊れても操業を続ける
 可能性があります。  
利益本位でしか考えない組織である思うので、信頼はできません。
スポンサーサイト

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

simizusanada

Author:simizusanada
静岡市清水区辻町に住んでいます。
LNG基地で最悪の事故が起きると瞬時に消滅する可能性のある半径1㎞以内の地域です。
この場合、半径5㎞以内は全焼します。
この危険性をさらに倍増する東燃ゼネラルLNG火力発電所建設の反対運動をしています。
皆様の質問、意見、をお待ちします。

カテゴリ

来場者数