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LNGは危険極まりない液体です(爆発映像付き)

中国タンクローリーLNG事故(左
   中国のLNGタンクローリーが爆発した瞬間です。

LNGは危険極まりない液体です (爆発映像付き)
  天然ガスは液化され、LNG(液化天然ガス)となって運ばれ保管され、使うときに加温し、蒸発させてガスに戻されます。
 LNGは-162℃以下の液体で、バナナをこの中に入れると瞬時に凍結し、ハンマーのようにくぎを打てます。人はこれに触れると,瞬時に凍傷になるか凍死します。
 魔法瓶の原理で断熱して保管していますが、それでも、いつも周囲から熱を受けて、いつも自然蒸発し、天然ガスが発生しています。
  そのガスは何らかの方法で処理しなければなりません。
  大気放出すると上昇して拡散していきますが、小さな火でも着火し爆発的に燃えます。
  多くのLNGタンカーは積み荷のLNGから自然発生する天然ガスを動力源として使い、航行しています。
  タンカーの制御が津波等で何らかの形で、制御不能になったでけで、自然発生する天然ガスがどうなるかは、成り行き次第になってしまいます。

  LNGは自然界では非常に不安定な液体と言えます。
  これがLNGが安定保管されているときの常態です。
 
  LNGは何らかの事故で漏れ出した時は、空気より重く水より軽いので、周囲を凍らせながら水平方向や低い方向に拡散します。
  漏れ出したLNGに接近するのは、凍傷、凍死の危険があります。
  沸点の-162℃より高くなると蒸発し、600倍の体積になります。
  蒸発した天然ガスは-131℃程度までは空気より重いので、空気の下層で水面や地上を拡散します。
  -131℃より温度が上がると徐々に上昇を始めます。
  この中に入ったら、肺の凍結、呼吸困難で即死します。
    低温のガスは、まわりの空気中の水分を結晶させて、風にも流されながら白煙となって上昇拡散していきます。
  風により更に水平方向にも拡散します。
   一度漏れ出したLNGに対し、何らかの働きかけは全くできないと言っていいでしょう。
触れることも、近づくことも出来ません。
  ひたすら、自然拡散を待つしかありませんが、津波の時は漂流物がぶつかったりして、発火源は無数にあるでしょう。
  十分に拡散し、空気と混合した状態では、小さな火花で大爆発を起こします。
  LNGタンカー(積載量68000トン)から、その4500トンのLNGガスが漏れ、上記の形で爆発を起こすと広島の原発に相当する被害が発生する恐れがあります。
  放射能がないだけの違いです。そのシミュレーション図です。
LNG延焼範囲地名入り
  内側の赤い丸の中が、全焼範囲です。
  
  LNGとはそういう液体です。
 石炭や重油に比べ、危険性が全く違うのです。

LNGタンクローリー車(18トン積み)が事故でLNGが漏れ、爆発した映像がユーチューブにあります。
漏れたLNGは低く地を這い、蒸発した超低温ガスも低く地を這い、温度が上るにつれ上昇を初め、更に温度が上がると急速に上昇し拡散し、着火した時、最初は緩やかな速度で燃焼が広がり、加速して爆発に至っています。
(この事故は、2012/10/6 中国湖南省の高速道路で起き、運転手はLNGの怖さを知っていたのか逃げて無事で、消防士3名が死亡しました。)
この映像が終わると、自動的に別の映像に続きますので、強制的に終わらせてください。
下の青字の部分をクリックして移ってください。
LNGタンクローリー事故によりLNGが漏れ爆発した映像   
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