記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

津波高さは2倍以上になる可能性がある

南海トラフ地震津波高さは想定の2倍以上になる。

 地震津波は、海底のプレートの跳ね上がりによるものと説明されてきました。
 南海トラフ地震津波もそのようにして想定されています。
 しかし、東北大震災での津波高さは、実際の断層の動きによる計算値よりもはるかに高いものでした。

 直近の2008年8月11日、駿河湾地震で、焼津で観測された津波は―62㎝でしたが、プレートの動きだけの計算では10㎝程度の津波しか起こらないものでした。
 そこで焼津沖の海底を調査したところ、海底の地滑りの跡を発見し、地震に触発された海底の堆積物が流動化し、地滑りを起こし、それによる津波が重なったものと分かりました。
 地震のプレートの跳ね上がりによる津波よりも6倍も大きな津波が発生したのです。

 (毎日新聞2016年2月5日 地方版より転載)
 南海トラフで発生した仁和地震(887年)で焼津市浜当目沖の駿河湾の海底で地滑りが発生し、海岸線が後退した可能性があることが、静岡大防災総合センターの北村晃寿教授(53)らの津波堆積(たいせき)物調査で分かった。
 北村教授は「海底地滑りは津波の規模を増幅させる。
 起きた場合、現在県が想定している津波より高くなる可能性がある」と指摘している。

 6月9日のテレビニュースで、北村教授は、南海トラフ地震津波の想定のやり直しを求めました。

 海底堆積物は河川から流出したものを主体とした固化しないもので、1度未満の緩い傾斜でも、幅も、動く範囲も広く、震源を中心に海底のどこでも大規模な地滑りを起こす可能性があります。
 この場合、津波は 引き波から始まります。

 今では、東北大震災でも、海底地すべりによる津波が加わったものと解明されています。
 土木学会で、1998年のパプアニューギニアで起きた地震津波を調査し、マグニチュード7.1だと2m程度の津波しか来ない筈が、10mの津波が来たのは、海底地すべりによるものであったと発表しています。
 何と5倍もの津波が来たのです。
 日本においても2倍以上の高さの津波になる可能性を示しています。

 それを正確に予測することは難しいようです。海底地すべりを起こす可能性のある堆積層の計測は素人目にも厄介だと思われます。
 又、南海トラフ地震津波を想定した当時の静岡県の担当者の話では、実際には過去に想定以上の高い地点まで来たという資料もあるが、どうしても学問的に考えられない断層まで動かさなければならず、悩んだが、それは想定に盛り込めなかったと話していたことを思い出します。
 やはり、過去の資料は、海底地すべりにより津波がそこまで達していたと言っていたのです。
 現在では、インターネットで見る限り、地震学会では現象的には常識になっているようです。
 しかし、国、県は、南海トラフ地震について想定のやり直しをしようとしていません。

その後、NHKナビゲーションで数回にわたり、 津波想定に関して巨大地震津波に関して放映されました。
 明確な数値は示されないものの、地震の発生する箇所の増大や巨大化、複合化等で、今の想定が大きくなる可能性だけがあります。そしてあまりにも未知の要素が表れてしまっています。
 どちらにしても、高くなる要素に対応しなければなりません。
 とりあえず、私達はわが身を守るためには、想定の2倍以上の高さの津波(江尻港で10m)を想定して避難方法を決めておいた方がいいのてはないでしょうか?

 ますます、原発、LNGタンカー、LNGタンク、その他タンクの安全対策、津波避難方法、等、見直さなければならなくなりました。
 これらの事項が明らかになるまで発電所建設は中止すべきです。(中止すべき理由は他にもありますが。)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

simizusanada

Author:simizusanada
静岡市清水区辻町に住んでいます。
LNG基地で最悪の事故が起きると瞬時に消滅する可能性のある半径1㎞以内の地域です。
この場合、半径5㎞以内は全焼します。
この危険性をさらに倍増する東燃ゼネラルLNG火力発電所建設の反対運動をしています。
皆様の質問、意見、をお待ちします。

カテゴリ

来場者数

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。