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津波火災を知りましょう!(追加(終段))

 津波火災とは、津波により引き起こされる火災のことです。
 過去にも例がありました。明治29 年の三陸津波の様子を表す絵には、燃えながら波に流される家屋の様子が描かれ、昭和39年の新潟地震では爆発炎上した石油タンクから市街地に漏洩した油の火災で286棟が焼失した。
 また平成5年の北海道南西沖地震では奥尻島青苗地区で津波襲来後に4件の火災が発生して、市街地火災が起こり家屋192棟を焼失している。 
 これらのうち船舶 火災2件と浸水地域1件の3件が津波に起因する火災と考えられている。
 大規模火災のもとになったのは街区内で発生した2件の火災である。(下図)
奥尻島
 東日本大震災の日の夕方に気仙沼市街から撮られたテレビやWEBの画像には、湾上を火のついた石油が漂流してくる様子が撮られている。
 この油火災が最終的に湾の奥に流れ着き、津波で浸水した市街地に入り込むことで、大規模な市街地火災をもたらした。この油火災のため、湾内にあった多くの船舶もまた焼損してしまった。

 また、石巻市門脇地区の火災では車両が出火源となった。この地区では、津波警報により住民が避難場所に指定され ていた小学校に避難しており、校庭には住民が乗ってきた乗用車が多数駐車されていた。そこに津波が押し寄せてきたため、車が激しく打つかり合い、出火したと言われる。 
 その火は避難場所である小学校に延焼し、拡大して焼損してしまった.
屋上に避難していた人たちは、危うく、裏山に逃れる事ができました。門脇
  
 もし、平地の中にある津波避難ビルがこのような火災に曝されたら、ビルは瓦礫の山と浸水とに囲まれていることでもあり、確実に助かると言うシナリオを描くのは困難と考えられます。
 今後は、「津波火災」という言葉の認識が必要な時代になりました。 
 燃える物は、がれき、建物、各種タンクや車から漏れた油、車や船自体、LPGやLNG液化ガス等、色々あります。 
 発火原因は,塩水に浸かった車自体(電気関係)や漂流物の衝突による火花などです。
 清水にはすべての危険物があり、更に巴川や、JRの線路と海の間の地域の人達は、避難ビルに逃げるしかありません。
 このように津波による火災を考慮しなければ、清水の安全は無いと考えます。
 最近、(一般財団法人)消防防災科学センターのホームページで、以下の調査結果を報告しています。
  東日本大震災で発生した火災件数  287件
   内訳
    津波火災によるもの         161件
    従来型の地震によるもの      126件
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simizusanada

Author:simizusanada
静岡市清水区辻町に住んでいます。
LNG基地で最悪の事故が起きると瞬時に消滅する可能性のある半径1㎞以内の地域です。
この場合、半径5㎞以内は全焼します。
皆様のご協力を戴き、幸いにして、LNG発電所建設は中止になりましたが、清水独特の危険性は依然として存在しています。
長大重厚型産業に寄りかかり、美しい環境を壊し、危険物を集積してきた結果です。
次世代、孫、子に渡せる清水とするために、今しっかりと方向転換し、まず安全を確保し、真の発展を目指さなければならないと思っています。
皆様の質問、意見、をお待ちします。

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